糸島漁協の概要と役割
糸島の漁業を支え、地域とともに歩んできた糸島漁業協同組合。
組織の成り立ちや体制、各拠点の役割についてご紹介します。
糸島漁業協同組合について
糸島漁業協同組合は、福岡県糸島市の沿岸域を基盤とし、漁業者の経営支援、水産物の流通、地域産業の振興を目的として設立された協同組織です。
糸島市は福岡市と佐賀県唐津市の中間に位置し、玄界灘に面する約58kmの海岸線を有しています。
対馬暖流の主流域に位置する外洋性の好漁場を形成しており、四季を通じて多種多様な水産資源に恵まれています。
また、都市圏へのアクセスの良さから人口増加や企業誘致が進み、農林水産業と観光・商業が共存する地域として発展しています。
data 基本情報
組織データ(令和7年3月末現在)
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組合員数
352人
正組合員:283人
准組合員:69人 - 漁船数(隻) 424隻 トン数換算:1,658トン
- 販売額(億円) 20.7億円 取扱数量:2,340トン
- 漁港数 12漁港 糸島沿岸の漁業を支える拠点
Our Achievements 生産・流通実績
水産物販売実績
取扱数量:2,340トン
取扱金額:20億6,863万円 ※令和7年3月末時点
糸島漁協では、水産物の販売を「市場流通」と「産地直販」の二つのルートで展開しています。
市場を通じた安定供給と、地域直販による価値発信の両立を図っています。
販売チャネル構成(令和7年3月末時点)
- 市場流通 50%
- 産地直販 50%
流通チャネル別の内訳
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市場流通の内訳
福岡市場 47%
下関市場 2%
その他市場 1% -
産地直販の内訳
直売所販売 25%
直販関連販売 25%
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直売所
志摩の四季、伊都菜彩、福ふくの里 など
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直販関連
カキ小屋、水産加工会社、地域販売施設 など
Our Achievements 事業別実績
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購買事業 5億4,991万円
漁業資材や生活用品の供給を通じて、組合員の経営と生活を支援しています。
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共済事業 93億8,130万円(保有契約高)
漁業者の生活と財産を守る共済制度を提供しています。
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製氷・冷凍事業 3,966万円
鮮度管理に欠かせない製氷・冷凍設備を運営しています。
Fishing Operations 漁業拠点・操業環境
糸島漁業協同組合は、糸島半島沿岸に点在する複数の漁港を拠点として漁業活動を支えています。
主な漁港数 12漁港
第2種漁港
- 加布里漁港 船越漁港 岐志漁港(新町漁港) 野北漁港
第1種漁港
- 福吉漁港(鹿家漁港、大入漁港) 深江漁港 姫島漁港 芥屋漁港(福の浦漁港)
地域特性と社会的役割
糸島市は背振山系の豊かな森林に囲まれ、山から海へと栄養分が供給される自然循環型の環境を形成しています。
また、古くから漁業・農業・畜産業が盛んな地域であり、近年は観光産業や飲食業の発展、移住者の増加などにより、地域全体の活性化が進んでいます。
糸島漁業協同組合は、こうした地域環境と産業を支える水産業の中核として、漁業経営の安定と持続可能な資源利用を推進しています。